Philippe Sereys de Rothschild

フィリップ・セレイス・ド・ロスシルド

フィリップ・セレイス・ド・ロスシルドは、1963年、フィリピーヌ・ド・ロスシルド夫人(1933年-2014年)と著名俳優ジャック・セレイス氏の長男として生を受けました。現在はバロン・フィリップ・ド・ロスシルド社の監査役会会長に就任しています。同社はAOCボルドーワインの輸出販売業務におけるリーダー企業であり、特に業界トップクラスのブランドワイン「ムートン・カデ」の生産・販売で知られています。 ポイヤックの格付グラン・クリュ3軒、つまり、シャトー・ムートン・ロスチャイルド、シャトー・ダルマイヤック、そしてシャトー・クレール・ミロンを一族メンバーと共同で所有し、また、バロン・ド・ロスチャイルド・シャンパーニュの誕生にも尽力しました。一族株主代表として、ファミリービジネス全体の運営指揮をとっています。2015年には妹カミーユ、弟ジュリアンとともに、母フィリピーヌ・ド・ロスシルド夫人を記念する財団を設立。2017年1月には同財団の会長に就任しています。

ボルドー高等商業学校を修了し、ハーバード・ビジネス・スクールで MBA を取得。金融分野でキャリアをスタートし、その後、欧州系コングロマリットおよびフランスの一流スタートアップ企業にて、環境・エネルギー・情報テクノロジー分野におけるマネジメント&オペレーション管理職として研鑽を積みます。

ニューヨークの投資銀行ラザードの M&A 部門アナリストとして2年間経験を積んだ後フランスへ戻り、水道事業会社 Compagnie Générale des Eaux(CGE/現ヴィヴァンディ社)に転職しプロジェクトコーディネータとして活躍。

1995年から1998年までは、環境・エネルギー運営を専門とする同社のイタリア小会社へと移り、経理財務部長(CFO)として活躍します。

1998年には CGE/Vivendi 社を退職し、2003年までマーケット分析ソフト開発を事業とするフランス企業 SLP Infoware 社の経理財務部長(CFO)、のちに最高経営責任者(CEO)として活躍。同社を Gemplus グループに売却後、2004年から2010年まで、Natixis Investissement 社、続いて NEM Partners 社にて活躍。いずれも Natixis Private Equity 社の子会社で、資産運用に関する投資ソリューションを提供する企業です。この時代、フィリップ・セレイス・ド・ロスシルドは、Newrest 社(航空ケータリング)および Savor Glass 社(高級ボトル製造)に対し多額の投資を行なっています。

2011年からは、私学教育・知育教育・通信教育を専門とする Alma Learning  グループの共同創業者となり、同グループの株主兼監査役会メンバーに就任。Alma Learning は、現在、私立校 Cours Hattemer、Hattemer Academy、Cours Legendre、Cours Saint Anne、Euro Formadis の筆頭株主です。同じく2011年、ニューテクノロジー分野に目を向けた投資ファンド Jolt Capital を創業。2012年には、慈善活動組織 Hattemer 基金を創設し、同基金会長としても活躍しています。

プライベートでは、3人の子供たち(レオノール、マチルド、ナタン)の父親です。

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