2017年 収穫について

今年は植物生育サイクルが通常より早く、夏も乾燥した天候が続いたため、極めて早期に収穫を迎えました。加えて作業は4週間もの長期にわたり、これは異例のことと言えます 。

夏は乾燥した天候続きで、日照量は平年並み。気温は平年値を若干上回りました。白ブドウは8月30日から9月5日にかけて収穫しています。赤ワイン用ブドウの収穫は、シャトー・ムートン・ロスチャイルドでは9月7日に始まり、9月29日に終了。果粒はかなり小さく、9月には幾度かの降雨がありましたが、ブドウを大きく成長させるには遅すぎる雨でした。風味豊かで色味の濃い仕上がり。素晴らしいストラクチュアのタンニンを含んでいます。みずみずしさと肉づきの良さが印象的なワインです。乾燥した天候の影響で、平年に比べて収量は低減しています。

液抜きは10月20日に終了し、11月初旬にはアッサンブラージュを開始しています。

例年同様、収穫スタッフには大食堂にて昼食がふるまわれました。調理を担当したのは主にシャトーの栽培スタッフです。

Chateau Mouton Rothschild harvest 2017

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